リフォームのきっかけはキッチンが寒く、対面式なのに会話がしにくい状態だったこと。そこで、扉を新設して寒さの原因になっていた廊下からの冷気をシャットアウトした上で、床下には断熱材を追加しまいた。また、キッチン上部の吊戸棚を撤去して、リビングの暖気がキッチンまでまわるようにしつつ、リビング・ダイニングにいる家族の様子がよくわかるように改善しています。断熱性と通気性の改善によって、エアコン暖房でLDK 全体が暖かく快適な空間になりました。
新しく導入したキッチンはフラットタイプでダイニングとキッチンが一体化。遮るものがないのでシンクを挟んでも会話がしやすくなっています。背面にはたっぷりの収納も設けています。ダイニングキッチンに続く和室の柱もリフォーム。古色風の黒に塗装し、壁も白く塗装するなど古民家風に仕立てました。
リフォーム前の雰囲気を受け継ぎながら、快適に暮らせる空間へと生まれ変わりました。
◎リフォーム前
◎リフォーム後
ダイニングキッチンから続く和室。柱や長押など木が現れているところを古色風の黒で塗装し、壁は白色の塗装を基本としながらも、地袋とその上の壁については古色風に仕上げています。
(左)和室にある高効率のエアコン。ダイニングキッチンと和室の冷暖房はこれ一台でOK。
(右)以前からあった神棚にも配慮しながらリフォームします。
廊下との間を扉で仕切ることにより、キッチン内の冷暖房効率をアップ。フラットな対面キッチンを採用することで開放感が生まれ、スタイリッシュな空間になりました。背面には大容量の収納を設けています。まぁるいペンダントライトがおしゃれ。